本日は高校入試の最終説明会です   山本茂樹

急に寒くなっておりますが、みなさま、体調等くずしておられませんでしょうか。いよいよ11月も最後となり、年の瀬がおしせまってきたなあ、という感じがいたしますね。とくに本日は本校の高校入試の最終説明会となっており、いよいよ受験シーズンも本番をむかえてまいりました。

さて、今時分に世間で騒がれているイベントというと、クリスマスがあります。本校はカトリックの学校ですので、本来の意味でのクリスマス行事を行っております。そもそもクリスマスという言葉の意味は、「キリストのミサ」ですから、イエス様のご誕生をみんなで祝福する、というのが本来の趣旨になるわけです。ですから、キリスト教ではクリスマスには家族をすごく大事にするのです。

この写真は、本校のメインエントランスに飾られているクリスマス飾りです。ご家庭で飾られるクリスマスツリーやリースと比べると、随分と地味だとお感じになるかもしれません。しかし、世界で初めてのクリスマスは、このような感じだったのです。
馬小屋でお生まれになったイエス様のご誕生を、みんなで祝福する、中心には幼いイエス様とお母様のマリア様、お父様のヨセフ様と、聖家族がすえられています。クリスマスとは、家族のイベントなのです。
ですから、ケーキも家族みんなで分けることに意味がありますし、家族のことを思いやってプレゼントを交換するという行為自体にクリスマスの意義があるのです。

受験生のみなさんはクリスマスどころではないかもしれません。しかし、クリスマス本来の意味に立ち返るならば、特別なイベントは必要ないのです。ご家族のことをお互いに思いやり、ご一緒に食卓を囲まれたり、いつもより少し多めにお話をなされたりしてはいかがでしょうか。

ローマ教皇ミサin長崎

国語科田川幸一です。

先日、ローマ教皇フランシスコが来日したことは皆さん御存知ですか?
メディアで広く取り上げられていたので、知っている方も多いでしょう。
教皇様は、11月24日(日)に長崎、25日(月)に東京でミサをしてくださったのですが、実は私も長崎のミサに参加してきました。今日はその時の感想について書いていきます。

まず一言、「感動しました!!!」これに尽きます。
正直なところ長崎でのミサは、母親に誘われたから、長崎にいる大学時代の友人に会えるから、という動機がきっかけでして、「まあ、珍しいことみたいだし折角の機会だから行っておくか。」程度の消極的な感覚でした。しかし、実際にミサに参加すると、思わず涙する場面もあり、終わった後では、「本当に行ってよかった。」と心から思えました。

何がよかったのかというと、
第一に、信仰を共にするたくさんの人がいる、と実感できたこと。
第二に、カトリックの信仰を新たに強められたこと。
以上の二点です。

一点目についてですが、長崎でのミサには3万人が集まったそうです。
3万人のミサは想像以上です。小さな子どもからお年寄りまで、日本の方もいれば、外国の方もいる。イエス様を信仰している3万人を目の当たりにしてみると、言うに言われぬ感動がありました。教皇様が会場に着いたときの3万人のどよめき、歓声がとても印象に残っています。また、私の地元である吹田の人や、自分を幼いころから知っている四日市に住む母の友人、屋形町の信者さん、長崎の信者さんなど、多くの知人と再会できたことも感動的でした。多くの信者が長崎まで来ているという事実に、驚きましたし、安心もしました。そして何より、日本人でカトリックは少数派ですが、私の信じているものは間違っていないのだ、という勇気を与えられました。

二点目については、教皇様のミサ中でのお話が印象に残っています。
メディアでは非核への強いメッセージを多く取り上げているようですが、ミサ中でのメッセージは他にもあったように感じます。福音朗読後の説教では、イエス様の処刑の場面に関連して、「沈黙か、嘲笑か、あるいは告げ知らせるか。我々一人一人が決断しなければならない。」と述べられました。ここでは教皇様はキリスト教を世界に広めよう、という力強いメッセージを発信しているように思います。「あなたに、話がある」というキャッチフレーズの、「話」とは私に向けてはこの事だったのかなと、思っています。私自身も「沈黙」するのでなく、もっとキリスト教について知り、「告げ知らせ」ていきたいと感じました。
そして教皇様のミサを終えて、もっとキリスト教について知りたいと思うようになりました。まだまだ自分自身はキリスト教について勉強不足です。なので、来年は聖書を通読しようと思います。そういう決意が芽生えたことが、本当に行ってよかったと思う第二の理由です。

この記事を読んだ皆さまも、少しキリスト教に興味を持ってみてください。そして一緒に聖書を学んでいきましょう。

青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。「年を重ねることに喜びはない」と言う年齢にならないうちに。(コレヘトの言葉12:1)

少し長くて、説教臭い文章になった気もしますが、以上教皇ミサを終えての感想でした。

セヴィリャの理髪師 酒井侑子

明後日、11月24日はオペラの日です。
先日オペラを見に行きました。演目はロッシーニ作曲の「セヴィリャの理髪師」です。
実は昨年のオペラの日にもこちらでオペラについて書きましたので、今年はこの作品を紹介したいと思います。
オペラは悲劇のストーリーも多いのですが、「セヴィリャの理髪師」は喜劇でコミカルなやりとりはコントのようで、客席から笑い声があがることもしばしば。ストーリーはモーツァルト作曲「フィガロの結婚」の数年前の話、ということでも有名です。

あらすじ:主人公、アルマヴィーヴァ伯爵はロジーナという女性に恋をします。身分を偽ったお忍びの姿で彼女に近づき、彼女との恋を成就させようとします。
一方、ロジーナの後見人であるバルトロはロジーナの遺産を目当てに彼女と結婚しようとしており、様々な方法で伯爵の邪魔をします。フィガロという何でも屋の若者の手を借りて、無事ロジーナと結婚し、ハッピーエンド。

伯爵のけっこうバレそうな変装や、忍び込んだ屋敷でバルトロに見つかりそうな場面にハラハラしつつ、随所で歌われる独唱や重唱にうっとり。2時間程度の演奏時間ですが飽きません。
(この時の舞台はイタリアの歌劇団による演奏で、役者さんも外国の方で構成されており、時折片言の日本語でのセリフをサービスしてくださいました。生の舞台はそんなところも楽しい!)

オペラ公演のチケットはややお値段が張るものも多いですが、学生の内は学割が使える場合も。(うらやましい…)
生徒の皆さん、生のオペラを聴きに行くなら今の内ですよ♪ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね。

期末テスト1週間前 ~~ 林 直 毅 ~~

今日は、来週から始まる期末テストの時間割発表がありました。
昼休みに、校舎内の掲示版に一斉に張り出され、それを各クラスの代表者がメモして帰ってきて、
教室うしろの黒板等に書き写す、という光景が見られました。
「あー、英語と社会が同じ日って、ゼッタイ覚えられへーん!」
「もーっ、火曜の時間割なんとかしてー、、」などなど、
さまざまな悲鳴が聞こえてきました。 
何はともあれ、今週末は連休ですし、準備が遅れている人はここでまずは挽回しましょう。
期待しています。

から紅に水くくるとは

ちはやぶる神世も聞かずたつた河から紅に水くくるとは

 紅葉の名所で有名な竜田(たつた)川の水面が、落葉した紅葉によって真っ赤に染まっている光景を詠んだ在原業平の名歌です。ちょうど今、中学二年生は国語の授業で古今和歌集について学習し、この歌を学びました。小倉百人一首にも入っており、競技かるたにかける青春を描いた漫画のタイトルにもなっている有名な歌です。
 さて、この歌を初めて読んだ時、「おお~、なんとも美しい紅葉の風景だ!」と想像できた人は一体どれくらいいらっしゃるでしょうか。「何言ってんのだろう…?」となりませんでしたか?
 授業では、「ちはやぶる」「神世」「たつた河」「から紅」「水くくる」などの言葉についての説明に加えて、「たつた河」が赤く染まるイメージをもとに「鶏の竜田(たつた)揚げ」という料理名ができたとか、「から紅」は「唐」の紅=外国から来たハイカラでおしゃれな色などと、いろいろな角度からの解説をして、風景が思い描けるように手助けします。
 そして、一度イメージできれば、次からこの歌を読むたびに、美しい紅葉の風景が脳裏に広がるわけです。これが、「学習」のもつ素晴らしい力だと私は思っています。学んだことが自分の中に取り込まれ、ものを見る目が新しくなる。たった三十一音の言葉から、無限にイマジネーションを広げ、千年前の人と、(もしかして)未来の人とでも、同じイメージを共有し、感動を分かち合える。「学んでよかったな~」、そんな喜びをしみじみ感じながら、信愛生の皆さんには期末テストの勉強に精一杯励んでほしいと思います。
 さあ、いよいよ明日は期末考査時間割発表です!

ふみだしたら、自信になった。14日あれば、別人になれます。  西川誠則

ふみだしたら、
  自信になった。

14日あれば、
  別人になれます。

何のキャッチコピーか、分かりますか。
多くの信愛生は答えられるかもしれませんね。
正解は、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム第6期生募集用コピーです。

本校の5期生4人の活躍ぶりは、これまでもこちらのホームページで紹介させていただきました。

改めて、4人の留学先、分野、テーマを紹介します。
杉本菜摘さん  オーストラリア ショート 「管理栄養:国民の健康増進のために」
堀野芽衣子さん カナダ     芸術   「バレエ:感動を与えるダンサーになる」
中筋安紗美さん カナダ     テイクオフ「イルカの飼育:日本との違い」
藤崎真さん   カナダ     テイクオフ「キリンを救う:海外での飼育調査」

では、留学から帰ってきた5期生4人の現在の姿はどうでしょうか。
周囲の誰もが口をそろえて言う言葉が、「変わった!」「成長した!」です。
キャッチコピーに偽りはありません。
ご家族だけでなく、クラスメイト、教員、彼女たちに関わる全ての人が証人です。

次は、これを読んでいる中3、高1の皆さんの番です。
12月7日(土)に中3生、高1生を対象とした、第6期生説明会を予定しております。
説明会では「自信」をつけて、「別人」になった4人の発表もあります。
また、来年4月入学予定の高入生の皆さんにも応募資格があります。
興味がある人は、トビタテ!留学JAPANのホームページを参考の上、準備しておいてください。
入学後に指導させていただきます。

最後に、今日入手したばかりの情報です。
5期生の1人、藤崎真さんの体験談が留学先の語学学校であるSELCのパンフレットに掲載されました。
あわせてご紹介します。

「月の満ち欠けがあっても 月自体に何も変わりはない」大音雅子

 半年ぶりの「百人一筆」担当です。その文章を秋が深まってまいりました・・・との書き出しで始めようと思っておりましたら、昨日は急に気温が下がり、「冬の足音が聞こえるように感じます」の方が良いかもしれないと思いながら過ごしましたが、今日は少し気温も戻り、秋空が広がる心地よい一日となっています。そんな秋の一日、学校は朝から行事が目白押し。(一部はホームページ新着情報にもアップされております)
 朝1限目は全校生徒、4時間目には教育後援会の皆様が、長崎南山中学校高等学校の校長・理事長である西経一神父様のお話をうかがいました。西神父様は、生徒が卒業までに必ず一度お話をうかがえるように・・・と三年に一度お忙しい中をお話に来てくださいます。「神父様のお話って、ミサのお説教のようなお話かな」と生徒達は思いながら席に着いていますが、お話が始まるやいなや、自分の予想は大きく外れていることを知ります。最初から会場全体は笑いの渦に巻き込まれ、神父様の軽妙な語り口に聴衆全員がぐんぐんお話に引き込まれ、気がつくと神父様の温かい心がにじみ出る言葉一つ一つが心に染み、「人としての大切なあり方」がドーンと魂に響いてくる頃、お話の終わりとなります。そのようなお話ですのでごく自然に生徒達も面白いところでは大いに笑いますが、すぐ切り替えてお話に耳を傾ける”Good audience”となります。
「月は満ち欠けをしますが、それは太陽に照らさせる部分が違うからであって、月自体には何の変化もありません、そのようにあなたたちも、光が当たって褒められる時ばかりでなくても、あなた自身に何も変わりはないのです。自分は自分のままで誇りを持って生きればよいのです」と。私の文章力のせいで、皆さんに西神父様の大切なお話がうまく伝えられていないのではと懸念しつつ、ほんの少しでも神父様のお話を共有させていただきたく、書かせていただきました。
 そして2限目、生徒は授業、同時進行で中2の保護者会が開かれました。
続いて3限目は授業参観。夏休み中に各教室にプロジェクターが設置されましたので、プロジェクターを使った授業が一気に増えています。この私もタブレットとミラリングさせ、プロジェクターを使う授業に参戦!?し始めています。これまでほとんどカメラとeBooks機能しか生かせていなかったiPadという新たな道具を授業に活用しはじめ、今はワクワクドキドキ、最初は「出口の見えない深くて暗い森に入り込む」気持ちでしたが、今は周囲に教えを請いながら出来ることが一つ一つずつ増えていくことが楽しくてアミューズメントパークの入り口に居る気分です。さて、どこまで行けますことやら。随分キャリアも重ねてきましたが、”No man is so old but he can learn.” 生徒達が少しでもアクティブになって授業に向かってくれるよう願いながら、新しいことにチャレンジしていこうと思う秋の夕暮れです。
 今日も素敵なお話を聞かせてくださった西神父様、お忙しい中を学校に足をお運びくださった保護者の皆様、ありがとうございました。