セヴィリャの理髪師 酒井侑子

明後日、11月24日はオペラの日です。
先日オペラを見に行きました。演目はロッシーニ作曲の「セヴィリャの理髪師」です。
実は昨年のオペラの日にもこちらでオペラについて書きましたので、今年はこの作品を紹介したいと思います。
オペラは悲劇のストーリーも多いのですが、「セヴィリャの理髪師」は喜劇でコミカルなやりとりはコントのようで、客席から笑い声があがることもしばしば。ストーリーはモーツァルト作曲「フィガロの結婚」の数年前の話、ということでも有名です。

あらすじ:主人公、アルマヴィーヴァ伯爵はロジーナという女性に恋をします。身分を偽ったお忍びの姿で彼女に近づき、彼女との恋を成就させようとします。
一方、ロジーナの後見人であるバルトロはロジーナの遺産を目当てに彼女と結婚しようとしており、様々な方法で伯爵の邪魔をします。フィガロという何でも屋の若者の手を借りて、無事ロジーナと結婚し、ハッピーエンド。

伯爵のけっこうバレそうな変装や、忍び込んだ屋敷でバルトロに見つかりそうな場面にハラハラしつつ、随所で歌われる独唱や重唱にうっとり。2時間程度の演奏時間ですが飽きません。
(この時の舞台はイタリアの歌劇団による演奏で、役者さんも外国の方で構成されており、時折片言の日本語でのセリフをサービスしてくださいました。生の舞台はそんなところも楽しい!)

オペラ公演のチケットはややお値段が張るものも多いですが、学生の内は学割が使える場合も。(うらやましい…)
生徒の皆さん、生のオペラを聴きに行くなら今の内ですよ♪ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね。