4月から高校2年生の「総合的な探究の時間」で本格的に実施する「グローバル探究」の分野選択講義を3月14日、16日に実施しました。
これはSDGsを意識した「福祉」「教育」「女性」「環境」の4つの大テーマから1つを選択し、自分たちで課題を設定し、「2030年までに実現可能」で「持続可能な」解決策を模索するというプログラムとなっています。
今回は、4つのテーマの講師の方々から、それぞれの分野に関する様々な現状についてお話をいただき、生徒たちからの質問を受けていただきました。特に、福祉分野の講師である日赤和歌山医療センターの益田先生は、現在レバノンの難民キャンプで活動中ということで、時差が7時間ある中出勤前にオンラインで講義をしていただきました。皆さまお忙しい中本学の生徒たちのためにありがとうございます。
4月からは少しずつ新型コロナの影響も小さくなり、再び積極的な活動を行うことができるようになりそうです。新高校2年生の皆さん、先生方からは「アクション」「チャレンジ」の大切さについて背中を押していただきましたよね?仮に、調査や協力の依頼をして断られても、皆さんにとって何のマイナスにもなりません。それよりも自分たちで勇気を出して行動したという事実の方がすばらしい経験となると思います。この春休みの間に自分が関心を持っているテーマは何だろうと考える時間を少しでもとってくれたらうれしいです。