カンボジア研修(オンライン)を実施しました。

少しご報告が遅くなりましたが、3月12日(日)にカンボジア研修(オンライン)を実施しました。
ようやく新型コロナによる制約もなくなりつつありますが、海外への渡航に関しては準備期間も必要ですので、残念ではありますが、今年度もオンラインという形になりました。

午前中は、カンボジアのお土産といえばで非常に有名な、アンコールワットを形どったアンコールクッキーの創設者である小島幸子さんのインタビュー動画と、現地の学校の状況を取材した動画を視聴したあと、自由にディスカションを行いました。小島さんからは、その行動力に圧倒されながらも一歩踏み出す勇気の大切さに気付かされるとともに、ここから向き合うことになる受験期間をリアルに捉え始め、チャレンジして行くことの大切さを、また、現地の学校からは、通常の授業ではちゃんとした授業を行われず、生徒から直接補講代を徴収できる補講でしかまともな授業をしてもらえない。ちゃんと普通に授業をしてほしいという生徒たちの訴えに大きな衝撃を受けつつも、「もし私がカンボジアに生まれていたら、こんなに前向きに学べただろうか。きっと学ぶことの大切さやおもしろさなどに気づかないまま終わってしまっていたのではないだろうか」という意見も出てきて、様々な視点から議論をすることができました。



午後からは現地とオンラインで繋ぎ、直接色々なお話を伺ったり、質問をさせていただいたりという時間にしました。
今年度は、タイとの国境近くのポイペトという町で、日系企業の駐在者のために「国境食堂HARU」を経営しながら、周辺の農村の子供たちの就学支援を行う古川沙樹さんと、アンコールワットのあるシェムリアップでカンボジアペッパーに魅せられ、カフェを経営する木下レイナさん(最近、カンボジアにいる日本人女性として取材などをされまくっています。先日も「グッと!地球便」に登場されていました)にお話を伺いました。
お二人とも話しやすい雰囲気の持ち主なので、生徒たちは最初こそ緊張していたものの、様々なお話を伺うことができました。なお、日本を離れ、志を持って活動する方々に共通するのは、まずは動いてみようというフットワークの軽さ、そして自らの活動を振り返り改善はするけれども、短い期間での成果を求めすぎないということでしょうか。「人生の最期で楽しかった、充実していたと思えればそれでいい」という言葉に生徒だけでなく、我々教員もハッとさせられました。ぜひ、参加した生徒たちには結果を恐れて縮こまるのではなく、良いことも悪いことも次への糧になっていく、それで全てが終わる訳ではないという「たくましさ」へと繋げてほしいなと思っています。



さてさて、次年度のカンボジア研修は今のところ現地渡航の再開を目指しています。まだまだ先行きは不透明ですが、生徒の心に衝撃を与える研修としていきたいと思っています。