最近、じめじめしてきました。梅雨ですね。  中谷 良

昨日、高校2年生の世界史の授業で、晋唐文化を扱いました。その中で、唐代の書道家顔真卿(がんしんけい)を取り上げました。教科書の記述に従えば、彼は「力強い」書風を確立したと書かれています。「力強い」書風とは一体何なのか。門外漢の私は悩みました。
授業後、書の達人である石田先生に顔真卿の書風について伺ったところ、顔真卿の「力強い」書体は、彼の書体に秘密が隠されているとのことです。その一つが「屋漏痕」です。詳しい話は…石田先生に聞いてみてください。実際に紙と筆をもって、実践してくださいます。