高校2年生「グローバル探究」進行中!  大村 寛之

高校2年生の「総合的な探究の時間」では、SDGsを意識したグローバルな社会課題に着目し、自分で課題を設定する「グローバル探究」を実施しています。
本日の6限目は、他校の先生が見学に来てくださったこともあり、その案内も兼ねて進捗状況を確認することができました。

「グローバル探究」のおもしろさでもあり、難しさでもあるのは、外部(社会)と積極的にコンタクトをとること。
自分たちの設定した課題に対する最善の解を導くにあたって、ヒントやアドバイスをいただくために、積極的に外部の企業や団体様とコンタクトをとり、インタビューを実施します。
最近、昼休みや放課後の職員室では、生徒たちが電話を使ってアポイントをとっている様子が頻繁に見られ、「頑張ってるな〜」と思いながら見ていました。

本日も、問い合わせのメールを打つ姿やすでにインタビューを実施しその内容をまとめる姿、そして順調に活動が進んでいるクラスでは中間発表に向けた発表練習などが実施されていました。

見学に来た先生から突然質問されたグループもあったのですが、皆誠実かつしっかりと返答しており、頼もしさとともに発信力の向上も感じることができました。
また、「授業運営にそれぞれの先生方の個性が感じられますね」「生徒さんが楽しそうに取り組んでますね」などという感想をいただけたこともとてもうれしいことでした。

自らのあり方や生き方を考えながら答えのない課題に挑戦する探究学習。
この学びの経験が、将来社会の様々な場面で汎用的もしくは応用的に活かされることを期待して実施しているのですが、すでにその兆しは見えつつあるようです。