授業納め☃  大谷真以子

 

クリスマスが近づき、いろいろな場所でイルミネーションが見られるようになりました。信愛のクリスマスツリーにも光がともりましたね。この時期はとても寒いのに、温かい光に満ちていて心がほっこりします。

コロナのために色々な我慢を強いられた一年でしたが、私たちは「コロナと共存する」ことに慣れてきたように思います。何もできなくてつまらない、なんて思っていましたが、コロナのおかげでできたこともありました。私の妹は東京で働いているので、今まで帰省できるのはお盆やお正月に限られていましたが、テレワークにシフトしたことで長期間の帰省が可能になり、久しぶりにゆっくり家族で過ごすことができました。また、コンサートや演劇もライブ配信が当たり前になり、本来であればチケットが取れなければ見られないものを簡単に家で楽しめるようになりました。今年は5年に一度のショパン国際ピアノコンクールが開催されましたが、実はその予備予選から本選までの全ての演奏がYouTubeで生配信されていました。(そのおかげ?で寝不足の日が続いたのですが…)ポーランドのワルシャワにいなくても、世界最高峰のピアノ演奏を自宅で味わえる。とても贅沢だな、と感じました。このように、今振り返ってみると、悪いことばかりではなかったな、と私は感じています。

今日が2021年最後の授業でした。この一年、皆さんはたくさんのことを学び視野を広げてきたことと思います。また、制限のある中でも行事や研修旅行を精一杯楽しむことができたのではないでしょうか。この冬休みはぜひ家族との時間を大切にし、普段できないことを楽しむなど、しっかり充電してくださいね。そして、来年も多くを吸収し成長できるよう願っています。

さて、これはM2DのK画伯の作品です。毎日かわいらしいイラストでクリスマスまでの日数をカウントダウンしてくれています。明日は何だろう?楽しみです!