コロナ禍も1年になります   平井 拓真

きょうのニュースで、医療従事者に対するコロナワクチンの先行接種が始まったことが流れていました。一般の人たちがワクチン接種できるのはもう少し先のようですが、一時期に比べコロナの感染者の数もかなり減ってきていますし、このままコロナに克服する流れになればと願う限りです。

思えばこのコロナ禍も1年が過ぎました。昨年の今ごろ、高校3年の担任として大学受験に向けてのサポートをしつつ、卒業式の準備を進めていた矢先に、コロナ感染の拡大で混乱したことを思い出します。式を挙げることはできましたが、卒業生だけが出席するだけの式となり、少し寂しい思いをさせてしまったと感じています。

今年も卒業式の準備を進める時期になりました。まだコロナ禍前のような形での式を行うことは難しいですが、高校3年生にとっては大事な節目となる卒業式です。少しでも心に残る式が行えるよう、協力して準備を進めていこうと思います。

その前に、もう一つの大事な節目となる国公立大学前期日程の試験も1週間前を迎えました。今年も赤本片手に添削を求める高校3年生の姿を職員室などで見かけます。6年間あるいは3年間培ってきた学力を最大限発揮できるよう、精一杯ラストスパートをかけて頑張ってください。そして、胸をはって卒業式に臨んでください。

追記:在校生の皆さんも学年末テスト1週間前です。皆さんにとっても、いろいろあった1年の締め括りのテストです。しっかり準備してテストに臨んでください。