季節の変わり目に  林 三千夫

皆様、こんにちは。
9月も半ばに入ろうとしています。いつもと違う「夏」も終わろうとし、「秋」の気配も感じられるようになってきました。もちろん気温が下がって涼しくなってきたので感じるのですが、様々なところで秋を感じます。
雲の形が変わり、
稲刈りがはじまり、
とんぼが飛び回り、
夜には虫たちの鳴き声が響き、
桃や葡萄が買えなくなり、
高校生の模擬試験が増え、
信愛の説明会が頻繁に行われています!
(小学6年生、中学3年生のみなさん!ぜひ、説明会、学校見学にお越しください!)

「天高く馬肥ゆる秋」
 秋は空が澄み渡って高く晴れ、馬は肥えてたくましくなる。秋の好時節をいう語。(『大辞林』第三版・三省堂)
しかし、なぜ「馬」なのか?
匈奴という中国北方の騎馬民族が、秋になると夏の間に肥え太らせて鍛えた馬に乗り、強い弓で漢民族を攻めてくる。冬になると食料に困る騎馬民族の匈奴が、秋に収穫したものを奪いにくるぞ…という警戒の意味があったそうなのです。この気持ちのいい言葉の裏には、中国の漢民族と北方騎馬民族との戦いの歴史が潜んでいたのです。深いです…。

「食欲の秋」でもあるので、美味しいもの食べすぎると「肥ゆる」になってしまいそうです。「スポーツの秋」でもありますので、適度に運動をして「肥ゆる」ことにならないように注意しましょう!
信愛生の皆さん!学習にスポーツに頑張っていきましょう!