夏のおすすめ 佐藤佳子

猛暑がつづきますね。コロナウイルス流行もあり、家で過ごすことが多いと思います。「おうち時間」で楽しめる私のおすすめをご紹介したいと思います。

1.萩尾望都「トーマの心臓」

漫画です。舞台はドイツのキリスト教の中高男子校でのお話なので、信愛の皆さんにも親しみやすいと思います。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」で始まるストーリー、わたしは何回も読み直しています。傑作です。

ちなみに、萩尾望都の「ポーの一族」も大好きです。40年ぶり!(4年じゃないですよ!40年ですよ!)に連載が再開されてうれしいかぎりです。

エドガーとアランという吸血鬼のお話です。表紙も美しい。。。大人気の「鬼滅の刃」ファンの皆さんは連載終了で悲しい思いをしているかもしれませんが、「鬼滅の刃」も40年後に再開されるかもしれません。希望を持ちましょう。

2.スピッツ 「横浜サンセット2013-劇場版」

ロックバンド「スピッツ」2013年横浜でのライブがYoutubeで無料公開中です。スピッツの楽曲は「空もとべるはず」「ロビンソン」など音楽の教科書にも紹介されていので知っている人も多いかも。NHK朝ドラ主題歌の「優しいあの子」もよかったですね~。スピッツは曲も詩も優しさにあふれてます。とくにラストの「夢追い虫」がおすすめです。最後の歌詞が泣けます。「ユメに見たあの場所に立つ日まで ぼくらは少しずつすすむ あくまでも けずれて減りながらもすすむ あくまでも あくまでも」