漢字検定を受けました

昨日更新を忘れておりましたので、本日更新させていただきます。
さて、昨日金曜日の放課後は、中高のほとんどの学年が漢字検定を受検しました。
みなさんの手応えはいかがでしたでしょうか。

日本人は漢字を中国からの借り物として使用しているので、かなり生真面目に書き順や部首の位置、止めや払いといった細かいところまで勉強します。しかし、中国ではもともと自分たちが作ったものという意識があるので、かなり自由に漢字を使います。例えば、同じ発音のものは少々部首が違っても同じ意味として使用することがあります。
中国の春秋・戦国時代の思想家グループ諸子百家の一つに「縦横家(しょうおうか)」というのがあります。この人々の政治思想・政略の一つが「合従(がっしょう)」です。「縦」という漢字と「従」という漢字は同じ発音なので、縦に同盟を結ぶ「合従」の「縦」が、「従」で表されているのです。

日本でももっと漢字を自由に使ってもいいように思われますが、現状自由に使った場合、テストでは間違いになります。悪しからず。