備えあれば憂いなし  平井 拓真

先日上陸した台風24号。大変強い勢力で、各地での様々な被害が報じられています。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
今年、近畿地方は台風や地震など、自然の猛威の連続でした。(あえて過去形で。もうこれ以上は。)先月の台風21号では大規模な停電が起こり、不自由な生活を余儀なくされた方がたくさん居られました。その反省から、台風24号が接近した時、懐中電灯や食料などを購入された方も多かったのではないでしょうか。
今日から中間考査が始まりましたが、生徒たちはこの数日間をどのように過ごしたのでしょう。台風の恐怖はありましたが、万全にテストを受けられるように準備することも大切なこと。土曜日、生徒たちには「勉強をするのは、日曜日朝までが勝負」と伝えて帰しました。中間考査の結果やいかに!?
あらためて今年の自然の猛威のことを考えると、落ち着いて集中して取り組むことができることは、実は「有難い」ことなのかもしれません。災害に限らず、ちょっとしたことでも気持ちが落ち着かないこともあるでしょう。だからこそ、集中できる「その時」に取り組むことが大切なのだと思います。
備えあれば憂いなし。限られた時間の中で集中して勉強し、テストに臨んでくれることを期待します。