卒業生が遊びに来てくれました。 岡本真由美

先日、3年前の卒業生が学校を訪ねてきてくれました。現在大学3年生の学生です。この学年は6年間担任をさせてもらったので、とても思い出深い生徒たちです。たまたまですが、先日訊ねてきてくれたのは、中1の時も担任、高3の時も担任、という2人でした。

出会ったときには12歳だった彼女たちが今はもう21歳になっていて、時の流れは速いなぁとしみじみとしてしまいます。

1人は3月から中国に交換留学生として語学留学をしていたので、帰国の挨拶かな?と思っていたら「もっと中国語を話せるようになりたいので、留学期間を延長しました。今は一時帰国で、明日からまた中国に行きます!」と言うのでびっくり!!1月までまた同じ中国の大学に行くそうです。本校には中国語堪能な教員がいるのですが、その先生と中国語で会話しているのを横から見て、もう1人の生徒と「全然わかんないね(笑)」と言いながらも、そこまで話せるようになっていたことに感動しました。

(もう1つ彼女の素晴らしいところは、自分でスリッパを持ってきていたところです。彼女は学校に来るときはいつもそうしてくれています。素晴らしい!)

もう1人は教育学で大学院に行くことを目指しているようで、「勉強しないと・・・」と言っていました。大学に行って、自分のやりたい勉強をしっかり頑張っている様子で、こちらもしみじみと感動。

その何日か前には同じ学年の卒業生がもうすぐフランスに留学に行くというので挨拶に来ていました。(確か出発は今日のはず。気をつけて行ってきて下さい!)

彼女たちの未来にはとても広い世界が広がっています。私はそれをものすごーーーーーくうらやましく思いつつ(笑)、まぶしい気持ちでいっぱいです。そしてそれを報告に来てくれることをとてもうれしく思いました。

今担任している子たちはどんな世界に巣立っていくのかな、卒業したらこういう報告に来てくれるかな、とかこれからが楽しみになってきました。そう思うと私の世界もまだまだ広がっていくのでしょうか。そう思いながら、目の前のことをしっかりやっていこうと思った1日でした。