中学弁論大会   岡本真由美

今日は中学校1、2年生の弁論大会が行われました。

中間テスト以降、全員が普段考えていることなどを案として下書きをし、それを原稿に書き起こしました。さらにクラスの中で発表を行い、その結果クラス代表2名が選出されました。

4クラス×2学年=16名。私は舞台横で発表者の誘導をしていたのですが、代表で発表してくれた生徒の皆さんは、発表前とても緊張していて、手や肩が震えている人もいました。しかし、檀上で話し始めると、どの発表者もとても堂々と大きな声で発表してくれました。食文化について、原発の是非、人工知能のもたらす未来、18歳選挙権、などの多岐にわたるテーマ、様々なデータや資料をしっかりと調べてきたことがわかる内容、どの発表もとても素晴らしく、こんな立派な発表ができるのだと感動しました。

普段耳にする出来事やニュースについて、自分なりの考えをしっかり持つということは中学生には少し難しいことかもしれません。しかし、自分が生きているこの社会について、若いみなさんが考えていくことはとても大切なことです。難しいことは家族や先生に聞いて、どんどん世の中の様々なことを知っていってください。そして自分なりの意見を持って、弁論大会のような形でなくても、友人同士で語り合ったり、家族で話してみたり、考えを口にする機会を増やしてほしいと思います。

 

言葉は万能ではありません。しかし、私たちの考えを伝える最も有効なツールであると思います。考えを言葉にし、語ったり書いたりすることはコミュニケーションする上でとても大切なもの。言葉を磨き、次のステップに進んでくれたらいいなと思っています。