図書室からのつぶやき     峯尾直美

こんにちは🎵図書室から久々の投稿です。

図書室には年間400冊余りの新刊が購入されます。
以前は新刊本の貸出しが多かったのですが、最近図書委員推薦本が人気です。
図書委員手作りのPOPで紹介されたお気に入りの1冊は、常に貸出し中になる人気ぶり!
次はどんな本がどんなPOPで紹介されるのか楽しみです。

今月の新刊書からも2冊ご紹介しましょう。

『ハリネズミの願い』
ある日、自分のハリが大嫌いで他の動物たちとうまくつきあえないハリネズミが、誰かを家に招待しようと思いたつ。もしも〇〇が訪ねてきたらと想像すると、とたんに不安に襲われて手紙を送る勇気が出ない。クマが来たら?ヒキガエルが来たら?ゾウが来たら?フクロウが来たら?…さまざまな動物たちのオソロシイ訪問が、孤独なハリネズミの頭の中で繰り広げられる。笑いながら、身につまされながら、やがて祈りながら読んでいくと、とうとう最後に…。
オランダで最も敬愛される作家による、臆病で気むずかしいあなたのための物語。

『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ!』
出張先は火山にジャングル、決死の上陸を敢行する無人島!
必要なのは一に体力、二に体力、三四がなくて五に体力!?
噴火する火山の溶岩、耳に飛び込む巨大蛾、襲い来るウツボと闘いながら、吸血カラスを発見したのに意気消沈し、空飛ぶカタツムリに想いをはせ、増え続けるネズミ退治に悪戦苦闘する。アウトドア系「鳥類学者」の知られざる毎日は今日も命がけ!
抱腹絶倒。すべての生き物好きに捧げます。