「我慢・辛抱・粘る」という「一教科」        田福克裕

受験シーズンまっただ中です。今週の29日(日)は信愛高校の入学試験です。受験生の中学3年生の皆さんは最後の追い込みでしょう。

先週、終了した信愛中学受験の皆さんはホッと一息でしょうか。

信愛高校3年生のみんなは、センター試験の結果を見ながら、保護者面談を終えて明確となった、自分の目標に向かって突き進んでいるところでしょう。

昨年度、高校3年生の担任をさせてもらい、卒業生に教えてもらったことがあります。

各教科の点数を上げるには、その後ろに隠れている「我慢・辛抱・粘る」という「一教科」の得点アップが不可欠だと言うことです。

見たいテレビも我慢する。不安な気持ちを感じながらも、やるべきことをやり切る。気配りしてくれている家族に心配させないよう振舞える。などなど。心の中で多くの揺れる気持ちが、綱引きのように右へ左へと動きます。その動きに耐えることです。

昨年ちょうど今頃、思うように点数が伸びず、朝の面談の度に泣いていた生徒がいました。学校でみんなと過ごし、下校時には一人で過ごす夜に戦えるよう、背筋をしっかり伸ばし帰宅していました。そして3月の最終受験で、第一志望の大学に合格しました。後で保護者から、自分でやるからと、お弁当箱も洗い、ブラウスのアイロンもしていたと伺いました。先日ばったり駅で会いました。「先生、我慢して良かった~」実感のこもった一言でした。

中学3年生の受験生の皆さん。本校高校3年生のみんな。

もう少しの辛抱です。

「受験」は皆さんを強く、成長させてくれます。

『ちばりよー』(沖縄の言葉で、頑張れ~の意味です)