丸田 五郎先生

私は王将がすきです。歌じゃないです、中華レストランの、です。私の好きなスタイルは、気の合う仲間や家族で押し掛け、セットメニューは頼まず、単品でみんなで食べたい物を注文します。注文して数分で次々に卓に運ばれ、テーブルには瞬く間にさまざまな料理であふれます。で、全員で一気に食べ始めます。誰かの料理が来るまで待つ、なんてことはしなくていいので最高です。さて、セットメニューではなく単品なので各お皿を仲間の箸が行き交い、(取り箸もあったりなかったり)「ごめん、餃子とそのタレとって!」「ラー油は?」「いらない派なんで・・・」そんなたわいない会話もしながらがつがつ食べます。で、また追加注文。相当食べて心も体も満たされて割り勘にしたらだいたい1500円ほどです。
さて、この食卓を囲むということなんですが、僕はこれはすごく人間にとって大事なことだと思います。みんなで食べるご飯はうまい、でさらにその人たちとの絆が食卓を囲むことでより強くなります。「あー、あんなことを考えていたのか。」「あー、この人ってこういう面もあるのか。」相手を知り、「明日からもうちょっと頑張ろう!」「話ができたから、自分の今が少しわかったなあ。」自分を知るのです。一人で食べるのもそれはそれでいいのですが、大勢の仲間と食べることで人との絆が育めるのです。だから、僕はこの食卓を囲むことを大事にしています。そうそう、聖書の中にもイエスはよくいろんな方たちと食卓を囲んでいます。探してみてください。