合同カンボジア研修に参加しました

1月6日(土)から1月7日(日)にかけて東京の啓明学園高等学校様が幹事校、順天高等学校様が会場校として、本学を含む全国7校40名弱の生徒が集まって開催された「カンボジア合同研修会」に参加してきました。

まず、最初に各校の学校紹介とそれぞれの研修内容をプレゼンしました。
同じ国を訪問しているのに見ているところが全く異なっていたり、同じ場所を訪問しているのに感じ方が異なっていたりと、それぞれの学校、生徒たちの特色が出たすばらしい発表が続きました。
もちろん本学の代表生徒2名もつい先日のカンボジア研修の内容をしっかりとまとめ、堂々と発表することができ、各校からの反応も非常に良いものでした。

続いて、2日間の学びをより深いものにしていくための関係性づくりのために、アイスブレイキングを通してグループ編成を行いました。こういう会に参加するといつも思うことですが、コミュ力お化けのような生徒さんが必ずいることです。場を盛り上げつつ、上手く馴染めない生徒も気遣う…高校生でこれは行く末が恐ろしい。

続いては、今回のテーマである「開発と支援」について東京大学の北村友人教授から話題提起となるお話をいただきました。
そのお話を通して、今回の合同研修については、教育という側面から開発と支援について考えることとなりました。
その後は、翌日朝の発表に向け、グループでのディスカッションを行いました。

1日目の終了後は本日の宿泊先である順天高等学校様の宿泊施設「JSハウス」へ、岡山学芸館、広島女学院の生徒さんたちと交流を深めました。

2日目は朝からグループごとでの発表からスタートしました。
発表後には北村先生からその考えをさらに深めていくためのアドバイスをいただき、さらにディスカッションを。
昼食後には、2回目の発表を。各グループとも北村先生のアドバイスを踏まえ、さらに踏み込んだ考えを提案しており、参加生徒はまさしく「主体的で対話的で深い学び」を体感することができました。

会の終了後は、浅草の雷門や有楽町のイルミネーションを堪能し、羽田空港へ。
飛行機の出発が1時間半も遅れ、あと僅かで和歌山へ帰るための最終電車を乗り過ごすというドキドキ感はありましたが、非常に充実した2日間を過ごすことができたと思います。

異なった背景をもつ様々な学校の生徒が集まり、長時間に渡って交流することで刺激を受けるという機会は、高校生を大きく成長させる貴重な場だと思います。今年度もこの研修を企画・運営してくださった啓明学園高等学校、順天高等学校の先生方や生徒の皆さん、様々な観点からの物事の捉え方を提示してくださった北村先生、本当にありがとうございました。