いよいよ帰国の時が近づいてきました。
カンボジア研修6日目はいよいよ遺跡見学です。
ここまでカンボジアにしては涼しい日が続いていましたが、今日は日差しも強く、予想最高気温は33度です。
遺跡まではトゥクトゥク2台で向かいます。
まずはアンコール・トム。
ただし、現在日本の支援による修復が入っており、第2回廊に上がることはできなかったので、残念ながら「東洋の微笑み」は見ることができませんでした。
続いて、ガジュマルの木に侵食され、少しずつ崩れてきているタプロームへ。
トゥームレーダーの撮影地としても有名な場所ですが、もはや生徒たちにとってはその映画を知らないという世代でもう一つピンときていない様子なのが残念でした。
あまりにも暑いので市内に戻って、レイナさんのカフェで昼食。胡椒を使ったパスタに大満足のようすでした。
また、今回参加した生徒の中には、カンボジアの子供たちの新型栄養失調をテーマに探究学習を行っているメンバーもいるため、小学校を訪問し、その原因と言われる売店のお菓子を現地調査してきました。
確かにとても安いのですが、スナック菓子や不自然な色のジュースを見てしまうと体には良くなさそうだな…と感じてしまいました。
午後からはアンコールワットへ。
暑さもピークとなり、皆汗だくでしたが、しっかり第3回廊まで登ってしっかり見学してきました。
シャワーを浴びて、アンコールクッキーでお土産の購入とマンゴーかき氷を食べ、いよいよ空港へ。
参加生徒たちは、冬休みの宿題という現実に気づきだしたようですが、この研修で得たものの大きさをしっかり噛み締めてくれているようです。
今年度も新たな出会いがあり、次年度はさらに充実した研修となりそうです。下級生の皆さん、楽しみにしておいてください。
以上、カンボジア研修の報告でした。