カンボジア研修5日目

カンボジア研修6日目(実質最終日)の朝となりました。
生徒たちは眠そうではありますが、元気にしています。
最終日は観光の要素が強く、これからアンコール・トム、タプロームに向けて出発です。

それでは、5日目(昨日)の活動報告です。
午前中は、シェムリアップにある私立大学BBUを訪問しました。
この大学はカンボジア全土に7校ある規模の大きな大学です。この日はたまたま、新しいセメスターの開始日だそうで、大学に入ってまだ日の浅い1回生(9月入学)のオリエンテーションと重なっており、多くの生徒がおり、結構注目を集めていました。

法学部の英語の先生に校内を案内してもらっていたので、そのままその先生の授業に少し参加させてもらいました。皆、日本には興味があるようで、カンボジアと日本の違うところやおすすめの日本食などを尋ねられていました。ちなみに、カンボジアの生徒たちは人前で英語を話すということにあまり抵抗感がなく、積極的に関わってくれました。
なお、少し気になったのは、先生や生徒の方々が、「日本はいつも私たちのことを助けてくれてありがとう」と言うことです。別に言われた訳ではないですが、今後もよろしくお願いしますと言われているような気持ちになりました。これも「支援慣れ」というものなのかなと感じてしまいました。

お昼ごはんにちょっとローカルな焼きそばや麺をいただいた後、シェムリアップ郊外のゴミ山の見学に。
私は4年ぶりの訪問となりましたが、ゴミ回収車が来るとゴミに群がる人々の姿には胸が苦しくなります。

4年前には25m掘られていた新しい穴も今ではすっかり埋まってしまっていました。
朗報と言えば、シェムリアップにもようやく中国の支援でゴミの焼却場が建てられることが決定したこと。かつてはゴミの量が少なくて採算が取れないとのことでしたが、これでゴミ山も無くなっていくそうです。カンボジア政府もゴミ山を見せたくないという気持ちは年々強くなっているそうで、私たちは本当に貴重な経験をさせていただいたのかもしれません。


乾季でそれほど強くはないとはいえ、それなりに匂いもあるので、ホテルに戻ってシャワーを浴びた後、夕食へ。
今日の夕食は自由食。自分たちでレストランを選び、好きなものを食べて楽しい時間を過ごしました。