カンボジア研修4日目②

続いて、4日目午後の活動報告です。

これまでのカンボジア研修では、カンボジア南部のカンポットにいるシスターのところを訪問し、クリスマスミサに参加したり、現地の幼稚園児や学生と交流したりするというプログラムがあったのですが、そのシスターがシェムリアップの教会へと転勤?しなさったので、初めてシェムリアップの教会を訪問しました。
残念ながらシェムリアップの幼稚園は冬休みのため園児たちとの交流はできませんでしたが、シスターが現地で行っている子供たちへの読書推進活動のお手伝いとして書籍のカバーをつけるお手伝いをさせていただきました。



また、出発前に生徒の皆さんの協力で集めた未使用文具もシスターにお渡ししてきました。
シスターも大変喜んでくださいましたので、報告しておきます。
協力してくれた生徒及びご家庭の皆さんありがとうございました。


続いては、最近はカンボジアで若い日本人女性と言えば、この方。RAYS CAFEを経営し、胡椒ソムリエとして有名なレイナさんを訪問しました。最近では、オンラインで講演をしてもらったりと信愛とのご縁も深い方です。レイナさんの畑で作った胡椒を使ったPepper Choco Frappeをいただきながらお話を伺いました。これまでも色々なお話を伺ってきていますが、今回心にハッとさせられたのはレイナさんが高校卒業後インドへボランティアに行った時のお話です。
現地の方の家を作るという作業を担当した時に、女性が家を建てるのを手伝っても1日でほんの少しのことしかできないし、専門の方にやってもらった方がはるかにしっかりとした家が建つ。これってボランティアじゃなく、現地の人の代わりに自分が経験を買っていただけではないのかということに気付いたんだそうです。そこから現地に入り、現地の人に寄り添うことを意識して行動するようになったとおっしゃっていました。
「頭が良くても行動しないと意味がない」「失敗してもいい。失敗と挑戦を繰り返すことが大切」などとアドバイスをいただきましたが、26歳とお若いのに、実際に行動してきた方の言葉には本当に重みがありました。


なお、最後のポーズはレイナさんのお友達が作ってくれた胡椒ポーズだそうです。