3月26日(木)、高校1年生が「シンクロン☆プロジェクト」の発表会をおこないました。
12月に始まったプロジェクトも、4回のワークショップをへて、いよいよ本日プレゼンの日を迎えました。キクロン様からは社長様をはじめ、総勢12名の社員さんが審査に来てくださいました。
前日のリハーサルの様子から、本番は相当緊張するだろうと少し心配していましたが、総合司会を務めてくださった塩田さんのアイスブレーキングや聴衆の和やかな雰囲気のおかげで、どの班も明るく元気に発表することができました。
普通、原稿を用意したプレゼンでさえなかなかスラスラと話せないものですが、皆堂々とプレゼンし、プレゼンの後の塩田さんのインタビューにもその場で考えてしっかり意見を伝えていたのには感心しました。またそのインタビューの中に「かたちのないところからかたちを作る、答えのないものに答えを見出すのは難しくもあったが良い経験となった。」「最初は自分の意見をうまくまとめられずあいまいなことしか言えなかった。だけど、このワークショップを通じて自分の意見をきちんと伝えることの大切さを学んだ。」という意見があり、われわれ教員がなぜこのプロジェクトを発足させたのかという狙いがきちんと生徒たちに伝わっていたことを確認でき、うれしく思いました。
開発部の森本さからは商品アピールの仕方、開発上の留意点などをプロの視点からたくさんのご意見をいただきました。キクロンの社長様からは「歳を取ると経験値は増えるが、それが邪魔になることもある。生徒のみんなの自由な発想に刺激をうけたし、人々の快適を追求する仕事が人類の進歩を生んできたのだと改めて実感した。」とのお言葉をいただきました。また、このプロジェクトに最初から関わってくださった塩田さん、横山さん、中川さんからもお言葉をいただき、常に成長・進歩しようとする「本気の大人」の姿を見せていただきました。
これが「楽しかった」「良い経験になった」で終わるのではなく、その楽しかった良い経験を今後の学校生活、また進路にどう役立てるかを考えることがこれからの課題になってくると思います。
ひとまずは生徒の皆さん、お疲れ様でした。