信愛フェスタを終えて その1

先ほど、5月9日(土)、10日(日)の2日間に渡って実施された信愛フェスタが終わりました。
SGHとして信愛フェスタに関わったのはこれまでの報告通り、高校1年生の「信愛フェスタに企画を出そう!」と本学の経営母体であるショファイユの幼きイエズス修道会のカンボジアにあるカンポート共同体に募金を届ける「国際貢献プロジェクト」です。

まず、高校1年生が信愛SGHのプレ企画として関わってくれた「Let’s make a Pot Purri」の様子です。
課題解決型学習のプレ企画として、「信愛フェスタを訪れる小学生をどのように楽しんでもらうか」について、グルーワークを通して、各クラスで案を集約し、クラスごとにプレゼンテーションを行い、その結果選ばれた企画です。
いい香りのする小さな手作りポプリ体験というのが、その内容ですが、おしゃれな女子の心をくすぐるとてもよい企画だったと思います。実施教室の周りにはいい香りが漂っていて絶対教室の中に入りたくなる、そんな企画になっていました。

これらの写真を見て下さい。
ウキウキしながら教室を訪問する小学生、信愛生と小学生がともに笑顔でポプリ作り、本当にステキな企画じゃないですか?
信愛フェスタに参加してくれた小学生および保護者の皆様、楽しい時間を過ごしていただけましたか?高校1年生が心をくだいて考え、喜んでほしいと願いながら準備した企画です。その心が皆様に届いてくださっていればうれしいです。

なお、高1B組の生徒の皆さん、何日も前から準備をしてくれただけでなく、昨日、今日と企画を運営してくれてどうもありがとうございます。そしてたくさんの小学生をもてなしてくれて、本当にお疲れさまでした。

でも、やってみてどうでしたか?参加した小学生の笑顔に触れて、自分たちのもてなしの心が届いたことが確認できて、大変だけど、でもやってよかったなという気持ちになりませんでしたか?
これって今回の企画に携わったからこそ味わうことのできた気持ちですよね?

いよいよ、5月13日(水)には、色々な方々のお力をお借りして、高校1年生対象の信愛SGH研究プログラムが本格始動します。
まずは、「地域の抱える課題」にチャレンジしてもらいます。高齢化や人口減少が続く和歌山は本当に多くの課題を抱えています。その問題によって困っている人たちを笑顔にするためにアイディアを出しあってみませんか?その課題を解決しようと現場の最前線で戦っていらっしゃる方々を助けることができるようなアイディアを考えてみませんか?
大変かもしれないけど、誰かにやってもらうのではなく、自分がやってみるからこそおもしろいし、貴重な体験へとつながっていくと思います。
我々信愛SGH運営委員会の信愛生が将来社会に出た時に、色んな人を笑顔にできるようなすばらしい人材へと成長してほしいと願うからこその「もてなしの心」、ぜひとも理解して積極的に関わってくれることを期待しています。

なお、今回、せっかく企画を考えてくれたのに、採用されなかったクラスの生徒の皆さんごめんなさい…でも、プレ企画での体験を活かして、次の「地域の抱える課題」に前向きに取り組んでください。
積極的にやったことは必ず将来への糧となるはずです。