今日は1学期の締めくくりの日、終業式です。4月8日にスタートして3か月半、皆さんにとってはどんな1学期だったでしょうか。勉強・行事・部活動などで、自分なりに満足のいく結果でしたか。成績についてはこの後、先生から通知表をいただいて、それを見直してください。1学期を振り返ると、5月にはわかば祭が、6月には遠足・校外学習、ドッチボール大会が、7月にはバレーボール大会と無事に終え今年の目標である「和」を深めることが出来たのではないでしょうか。
私は皆さんを見ていてこの1学期、本当によく頑張ったのではないかと思います。ですから今学期の良かったことは、これからも続けてください。反省点や改善すべきことは、変えてゆきましょう。皆さんには、それを実行できる力があります。努力していけば必ず何かがつかめます。たとえ苦しくても、自分が大きく成長するためだと考えてください。しっかりと前を向いて、誠実に挑戦して欲しいと思います。視野は広く、志を高く持ち、頑張ってください。
私は始業式で、今年の努力目標は『 和 』ですので、与えられている場で、『 和 』を保つために何が必要なのか、私は何をしたらいいのか、真剣に思い巡らしながら『 和 』を生きて欲しい、 なぜなら「私たち一人一人は神様に愛されていて、かけがえのない大切な存在だからです」と話しました。
聖書のマタイ福音書に、「2人または3人がその名によって集まるところには、私もその中にいる。」とありますが、(18:20節) これは「仲良し3人組集まれ!!」ではないのです。
イエス様は色々な人を自分の弟子に選んでいます。職種を見ただけで、言い争いをしていたのではないかと予想がつきます。
漁師だったペトロ、アンデレ、ヨハネやヤコブ、ローマ帝国を支持する徴税人だったマタイ、反ローマ主義を掲げる熱心党で活動していたシモン、そしてイエス様を裏切ったイスカリオテのユダなど、思想や立場が違う人ばかりで、イエス様がおられないと絶対に仲間となって行動しないし、ましてや食事など以ての外だったであろうと思われます。イエス様は何かが出来るからという判断だけで弟子を選んだのではなく、「あなたがあなたであることが素晴らしい」という無償の愛で弟子を選んでいます。ですから仲を取り持つのに一苦労したのではないかと思います。
しかし、違いを受け入れると、その集まりは色々な角度から物事を取り入れて、今までは気づかなかった事にも目がいって、より豊かなものになります。
現代に生きている、私たちの周りを見ても、気の合う人、合わない人、スポーツのできる人、苦手な人、音楽・ダンスに長けた人、絵の上手な人等、色々な人がいます。いかがですか?違いを受け入れて『バランスよく和』を保ちながら行動すると豊かなものになると思えませんか?
だから、イエス様はあえて「2人または3人がその名によって集まるところには、私もその中にいる」と仰ったのではないかと思うのです。
その名によって集まるところとは、イエス様の教えである「隣人を自分のように愛し、大切にしなさい」という意味です。困難なことが起こった時には、イエス様自身が共にいて、私たちの思いを受け止め、仲を取り持って手を貸してくださることで和が広がります。
人は一人では生きていけません。必ず誰かの世話になり、支えられて生きているのです。
2、3人でも、クラス全員でも、その関りを通し、支え合い、分かち合い、互いの理解を深め、そして共に喜び合うところに、人の交わり「和」があるのです。そのような交わりの真ん中にはいつもイエス様がおられるのです。
これからも、与えられている場で、『 和 』を保つために「何が必要なのか、私は何をしたらいいのか」と、思い巡らしながら『 和 』を生きていきましょう。
明日からは夏休みです。
高校3 年生の皆さんにとっては、志望校合格に向けていよいよこれからが正念場です。
「夏を制する者は受験を制す」と言われるように、この夏休みの過ごし方が大事です。「夏を逃げた者は、言い訳を語る。夏を戦った者は、夢を語る。」ともあります、どうぞ、皆さんは夢を語る者であってください。皆さんの輝かしい将来は、今日の取り組み、明日の取り組み、このつながっている時間の先に、確実にあるのです。
ですから高校3年生だけではなく全校生徒の皆さんも、この夏休み計画を立てて「時間」を大切にして、「時間」とうまくつきあってください。時間は決して裏切らず必ず前に進み、困難なこともいい方向に解決してくれます。 そして何より、皆さんを輝く未来へ導いてくれます。二学期始業式で、一回りも二回りも成長した皆さんに会うことを楽しみにしています。健康に、安全に、一人一人納得のいく夏休みを過ごしてください。
神様からの豊かな祝福がありますようにとお祈りしています。
PS.終業式で熊本地震で亡くなられた方のご冥福と被災して苦しんでおられる方が一日も早く安心して暮らせる日々を取り戻されますようにとお祈りしました。
また、急遽、義援金の募集を行うことといたしましたが、それにも関わらず賛同してくださり、皆様のお心遣いに感謝申し上げます。集まった義援金は、信頼できる支援団体を通して被災者の生活再建のために役立てていただきます。
感謝のうちに