リフレッシュタイム  前田 紫

立春を迎え、暦の上では春となりました。朝晩はまだまだ冷えますが、日中の日差しが暖かく感じられ、窓際でのお昼寝が心地よい今日この頃です。
和歌山信愛ではお昼休みのあと、5時間目が始まる前の10分間「リフレッシュタイム」が設けられています。わかりやすく言えばお昼寝の時間です。
食後に眠気が生じる理由にはいろいろありますが、その一つに、食べたものを消化する胃や小腸の動きが促進されると、副交感神経が優位となり、からだがリラックスモードになって眠気が生じると言われています。高校生は生物基礎で学びました。
ですから午後の授業中に眠くなるのは必然で、避けられないことです。生物として身体がそのように作られているのですから。かといって堂々と寝ていて「必然です!」と言おうものなら「何言うてんの。しっかり起きて授業を聞きなさい。」と叱られてしまうかもしれません。
そんなことにならないように、信愛では心置きなくお昼寝ができる時間を設けています。ここで短時間だけ寝ておくと、あら不思議!頭がすっきりし、集中して午後の授業に臨めます。短時間というところがポイントです。30分以上寝てしまうと、からだが熟睡モードになってしまいます。

高3生のみんなへ。国公立前期日程まであと2週間余り。明日から学校は3連休になりますが、いつものペースを守って勉強しましょう。疲れたときはリフレッシュタイムを作って10分~20分ほどお昼寝です。毎日の生活リズムは崩さず、悔いの無いようベストを尽くしましょう。教員一同、応援しています!