毎年12月12日は、「今年の漢字」（＝その年の世相を表す漢字一字）が京都の清水寺で発表される日です。大きな筆を持ったお坊さんが大きな白い紙に字を書きつけている様子を、みなさんもニュースなどで目にしたことがあると思います。

本日発表された「今年の漢字」は「税」でした。今年10月から開始したインボイス制度やふるさと納税の見直し、新NISAや所得税・住民税の定額減税など、税金に関する様々な話題が大きく注目された1年であったというのが選定の主な理由です。

そんな2023年も、残すところあとわずかとなりました。みなさんにとっての「今年の漢字」は何でしたか？是非、この一年間を振り返ってみてください。

さて、高校３年生のみなさんは、大学入試共通テストまであと１か月。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、今はまさに人事を尽くす段階ですね。受験勉強はとても長くてつらくて苦しいものです。逃げ出したくなる気持ちも、泣きたくなる気持ちも、とってもよくわかります。しかし、不安としっかりと向き合い、できるかぎりのことを精一杯やって乗り越えた後には、「私はこれだけのことを努力できたんだ！」という揺るぎない自信が築かれているはずですよ。こんなにも尊い経験は人生の中でそう多くないと思います。最後まで頑張りましょう。応援しています！