教育実習が始まりました   中谷 由利加

みなさんこんにちは。本日より教育実習が始まり、今年は10名の卒業生が実習に戻ってきてくれました。私は社会科の担当ですが、その内5名が社会科を志望とのことで、嬉しい限りです。私自身も教育実習生を担当するのですが、自分の教え子が教員として教壇に立つ姿を見るのはやはり嬉しいものですね。

そういう私にも教育実習生だった頃がある訳で、大学4年生の6月のことを昨日のことのように思い出しました。私が信愛生だった頃の担任の先生が現在の副校長の紙岡先生でして、紙岡先生に指導してもらいながら、世界史の授業を必死に頑張ったのを覚えています。その時の授業で行ったイスラム世界の単元のことは、未だに鮮明に覚えています。また、授業で教えた生徒たちのことやホームルームで大学生活について話をしたこと、最終日の終礼で号泣したことなど、今となれば本当に懐かしい思い出です。

今回教育実習に来た10名の中から、いつか一緒にこの信愛で働く先生が出て、この信愛の伝統や校風のバトンをリレーしていくことができればそれほど嬉しいことはないと思います。もちろん信愛だけでなく様々な教育現場で活躍する教員になってもらいたいと思います。さあ、教育実習生のみなさん、今日から全力で頑張ってください!