大学体験 酒井侑子

明後日の11/11(金)、高校1、2年生は大学体験を予定しています。この2年、コロナの影響で中止されていましたが、今年は久しぶりの訪問です。近畿大学生物理工学部や和歌山大学をはじめ、6つの大学が受け入れてくださるということで、先日の事前説明会では生徒の皆さんもワクワクした様子でした。

自分の大学生活を思い返してみると、わたしの通っていたのは音楽大学ということで、独特な部分もあったように思います。キャンパスにはグランドピアノのある狭い個室がズラリとならんだ練習棟、常に鳴り響く吹奏楽器の音色、楽器を持った学生たち。図書室にはたくさんの楽譜が並び、オペラや自分の次に演奏する作品を視聴する人でにぎわっていました。(入試は実技や楽典、面接など1日1~2種類ずつ行うため、試験期間は何と約1週間!)

今までいくつかの大学に行かせていただく中でも、「大規模で最新の設備が揃い、学生たちがアグレッシブに活躍する大学」や、「小規模でも伝統あるキャンパスで、落ち着いた雰囲気の中勉強できる大学」など、本当にその大学らしい特色のある風景があるものだなあと感じます。高1、高2の皆さん、じっくりと大学を見学し、たくさんのお話を聞かせていただき、自分の進路を考えるきっかけにしてくださいね。