最終成果発表会に向けて   八幡 瑞穂

 連休明けの14日に、本校が指定を受けている「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の取り組みの総括として、最終成果発表が行われます。

 残念ながら、当初予定していた和歌山城ホールのステージでの発表はできなくなってしまい、オンラインツールを使用した校内での発表となります。(和歌山城ホールでの観覧を楽しみにしてくださっていた保護者の皆様、申し訳ありません。)

 さて、高校1年生からは各分野を代表する6班が発表をします。この1年間、クラスの垣根を超えたメンバーで班を構成し、自分たちで設定した課題について探究活動を行ってきました。最初の頃は話し合いもぎこちなく、気まずい沈黙が流れることもしばしばでしたが、フィールドワークや発表に向けた数々の準備、最終発表などを経て、少しずつグループとしての結束が強まっていったように感じます。

 この数週間、最終成果発表会に向けて班で集まる機会がありましたが、「この企画を発案だけで終わらせるのではなく、実際にやってみたい」「コロナじゃなかったらみんなで打ち上げしたかったね」などの声が上がったのは、これまでの彼女たちの様子を見てきた身としては、とても嬉しく思いました。

 このグループで集まるのがもう最後と考えると、少し寂しいですが、これまでみんなで協力して頑張ってきた成果を発揮できるようにと祈っています。