“Think,but don’t worry.” 片岡ちか

最近、私が気に入っていることばを紹介したいと思います。

“Think,but don’t worry.”

という言葉です。

“Think”はご存じの通り、「考える・思う」という意味で、「心配する」という意味ではありません。

しかし日本語の「考える」や「思う」という言葉には、「くよくよ」という副詞がつきがちです。さらに「いつまでも」という副詞もくっついて「いつまでもくよくよ考える・いつまでもくよくよ思う」となり、本来の「考える・思う」という意味が薄れてしまって「(心配してもしょうがないことを)心配する」という意味になってしまいます。

“Think,but don’t worry.”という言葉は自分が前進するためにどうすればよいかということは考え続けなければいけないけれど、未来に対してくよくよと心配することはないということを述べています。

受験生のみなさん、目の前には学力のみならず、コロナや天災などなど、心配しだすときりがないぐらいたくさんのハードルがありますが、どうかくよくよと心配することなく、未来に対してポジティブな気持ちを持って日々を過ごしてください。一日、一日どうすればよりよく過ごせるのか、考えましょう。困ったときはどうぞ周りの大人に相談してくださいね。みなさんの健闘を心より祈っています。頑張って!!