読書の秋…  山田有香子

10月に入って日中は、まだまだ暑いものの日が落ちるのもずいぶん早くなり、夜は、ずいぶん涼しくなりました。

夜、頬に感じる空気が気持ちよくて、秋が好きだなぁと思ってしまいます。

そして、秋といえば…読書の秋でもありますね。

最近、読んだ本では古内一絵さんの「マカン・マラン」シリーズが心に残りました。

商店街を入った路地裏に深夜だけ、ひっそりと営業しているカフェが舞台で、そのお店を切り盛りしているドラァグクイーンのシャールさんが作るお夜食とエピソードが心温まるのです。

エピソードによって毎回異なる人物が職場や家庭や学校で、それぞれが抱える問題に心が疲れた時に辿り着いたカフェで出されるお夜食とシャールさんの言葉に気づかされ癒され元気をもらって新しい人生を歩んでいけるというお話です。

私は読みながら、何度も胸が熱くなりました。

まだ読んでない方や興味を持った方は、図書室で一度借りて読んでみてくださいね。

とても良いお話ですよ~