α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)…数学ではありません。 平井 拓真

インターネットで毎日必ずチェックしているものが、「台風情報」と「コロナ感染の状況」です。先週は、和歌山に台風が接近するということで、1週間前から気象庁のホームページをチェックしていました。ここ数年、大雨や台風による被害の大きいものが増えました。そのためもあってか気象警報の発表に敏感で、この時期は特に台風が発生すると必ずチェックを。10月が終わるまで油断はできないです。

もう一つのコロナの感染状況は、ピークから1カ月弱減少傾向が続いています。学校は中間テスト前でもあって、放課後の自学自習の居残りなどをOKするなど、普段の生活に戻りつつあり少し安心しています。来月は体育祭、再来月は修学旅行や校外研修を予定しているので、無事に行えるようにと願うばかりです。

ところで、台風やコロナウイルスにはそれぞれ名前の付け方に特徴があるようです。台風の場合は「第○○号」の他に防災意識のためにアジアの人々になじみのある名前をつけるそうで、140個用意されています。ちなみに先週の台風14号は「チャンスー」で、カンボジアが用意した花の名前だそうです。

一方、コロナウイルスも「α(アルファ)株」や「δ(デルタ)株」などギリシャ文字を用いています。これは「英国株」など特定の地域名をつけると誤解や偏見を生み出す可能性があるためにそれを防ぐためだそうです。ちなみにギリシャ文字は24文字(ラストはω(オメガ))で、いまのところは「μ(ミュー)」までの12文字が使用済みだと。24種類も現れることは願いたくないですが、それを超えると星座の名前を使うかもしれないそうで、自分の星座が使われて「かに座株」…全然嬉しくありません。

台風にしてもコロナウイルスにしても、用意した名前や文字を使い切るほど発生しないことを願いたいですが、安心して毎日が過ごせるように、普段から備えと予防を意識して、徹底していきましょう。