中間テストが終わって、教育実習が始まって 平井 拓真

 きょうから教育実習が始まりました。先日行ったガイダンスで、生徒とのコミュニケーションの大切さや授業の組み立ての基本など、まるで新任の先生にレクチャーするような内容を実習生に説きました。なかなか聞いたことを実践することは難しいことですが、チャレンジすることは教師を目指す上で大切なこと。様々な経験を積んで、教師として社会人としての礎になる実習になることを願っています。

 一方で、先週金曜日まで中間テストがありました。年度初めの定期テストでもあり、万全な準備をして臨んだ生徒もいたことでしょう。結果はいかがでしたか。思った通り、それ以上の結果になっていれば、ここからの勉強にも弾みがつきますね。
 
 今回のテストは、私にとってはどれだけ正確にクラスの様子を把握できているかの「テスト」でもありました。授業や課題の取り組みの様子からテストの問題の量や質をコントロールして作成します。同じジャンルから出題しても設定のしかたで平均点が大きく変わるので、クラスの様子の把握は大変重要です。
 その結果は…クラスや科目によってさまざま。すべてを思った通りの結果にするのは至難の業ですが、フィードバックしながらこれからの指導に活かせたらと思います。

 もちろん、生徒の皆さんは最高の結果が出せるように、日々の学業を大切に過ごしてください。