先日2学期の期末テストがおわりました。
終わった瞬間は晴れやかな笑顔を見せてくれていたクラスのメンバーも、その後返された答案を目にして悲喜こもごもあり、沈痛な面持ちでの「三者面談では優しくしてください」という懇願や、「明日から○○の勉強をして頑張る」という決意、逆に「○○先生に褒められた!頑張った甲斐あった~!」と嬉しい報告、など様々でした。どんな結果であれ、次に活かせるように行動していきたいものですね。
さて、そのテストがはじまる前の期間、職員室の周りは質問をする生徒達で溢れかえります。音楽科である私は勉強の内容の指導についてはなかなか活躍の場がないわけですが、ちょっとした分からないポイントだったりすると、「先生、これ何やっけ?」と私にも質問してくれることがあります。(中学生です)
毎回、ちょっとドキドキします。
結果、答えられたり、目を泳がせながら「ちゃんと担当の先生に教えてもらった方がいいよ~」とか言ったりするわけですが、日ごろ先生と呼ばれている以上、できるだけ「ああ、それはねぇ」と応えたいもの。
これは勉強せねば…しかしまずは学生の頃好きだった歴史から。という思いで購入したのが
『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』という本。これがとてもわかりやすい!
歴史はよくストーリーを理解せよと言われますが、この本では、各時代やその時々で政権を握っていた人物、たとえば将軍や天皇、首相といった「政権担当者」を主人公にしているので、流れがみえやすいなあと感じました。縄文時代から令和までとかなり分厚いのですが、あっという間に読んでしまいました。自分が生徒の時に読んでいればなあと思います。歴史が苦手という人、おススメです。