ようやく高校1年がスタートした感じがします。 平井 拓真

高校1年生は5日に新入生としての研修を行いました。内進生のクラスと高入生のクラスに分かれ、校長先生、山野先生、山内先生の講話を通して、高校3年間の過ごし方の心得を学びました。

例年であれば紀北青少年の家で2泊で行う研修が、コロナの影響で今年は1日での研修に。しかし、そのような中でも生徒たちは、3年間の信愛での高校生活でどのように自分を成長させたいかを思い描きながら、先生方の言葉に熱心に耳を傾けていました。

私は高入生のクラスの研修に参加しました。どの先生方の言葉も心に響きましたが、その中で山野先生の「授業を大切に」という言葉が特に心に残りました。この2か月間、動画配信という形で授業を行ってきましたが、対面授業ではなかったので動画を見ているときの生徒たちの理解の様子を知ることはできず、唯一生徒からの課題の「画像」が理解を知る術でした。

今週から分散授業が始まり、高校3年の授業を先日の月曜日に初めて行いました。あらためて対面で授業を行うことのありがたみと、その時に感じる生徒の理解の「空気」の大切さを改めて知ったような気がします。

来週から高校1年生も授業が始まります。自分が携わるクラスの授業も来週からで、ようやくスタートするなと楽しみにしています。これまでの2ヶ月を取り返すべく、生徒たちにとって実りある授業を心掛けたいと思います。