少しずつ…  濵口

 皆さん初めまして。この4月に着任しました英語科の濵口です。どうぞよろしくお願いします。
 さて、今日は担任をしている高校3年生の登校日でした。まだクラス全員が揃うのは難しい状況ですが、それでも教室で皆さんの姿を見られることに喜びを感じています。
 先週末に和歌山県では緊急事態宣言が解除され、大阪府でも休業要請が一部緩和されたことを受け、少しずつではありますが、街に人が戻ってきたように感じられます。朝のラッシュの時間帯に慌ただしく会社に向かう人、友達同士で通学する学生、今までのごく当たり前の光景を再び見られることに安堵できる一方で、第2波、第3波の流行の波が来るのではないかという不安も感じてしまいます。「もう大丈夫…」と思いたいところですが、油断は禁物です。だからといって、いつまでも「緩むな!」が続くと必ず限界がきます。皆がこのウイルスを正しく恐れつつ、少しずつ元の生活に戻していく必要があろうかと思います。
 今日も皆さんは自宅で授業動画を見たり、課題に取り組んだりしてくれていることでしょう。今やるべきこと考えてやる。これは休校が続いている今も、学校が再開してからも変わらずに必要なことです。少しずつ状況が良くなりつつあることに喜びを感じながらも、今やるべきことから目を背けず、一歩ずつ着実に前進していきましょう。