先日の台風19号は日本列島に大きな爪痕を残し、多くの被災者を出しました。幸い和歌山市内は大きな被害がなく、ありがたいような、しかし被災されている方々には申し訳ないような気持ちになります。災害が起こり、その報道を見ると、いつも「そこに住む中高生はどのような生活を送っているのだろう」と想像し、胸が痛くなります。今日本校の高校3年生は模試を受けていますが、被災地の高校3年生の生徒たちは学校に通えるような状況ではないかもしれません。受験のことも考えられなくなっているかもしれません。見通しの立たない不安の中にいる被災地の高校3年生のことを思うと本当に辛くなります。今日模試を受けられた本校の高校3年生の生徒は本当に恵まれています。当たり前の毎日を送ることができていることに感謝して、受験までの日々を精一杯がんばってほしいと思います。
台風が去ってやっと秋らしい涼しさが感じられるようになりました。しかし被災地ではこの寒さに震えている人々がいます。一日も早い復興と被災地の高校3年生が早く日常を取り戻すことができるように祈ります。