明日は参議院議員通常選挙です

この記事を書いているのが7月20日(土)ですので、翌日の21日(日)は参議院議員通常選挙です。6年任期の参議院ですが、3年に1回、半数ずつを改選します。2019年はその選挙の年、ということになります。

総務省の参議院議員通常選挙に関するページ

ちなみに、第1回参議院議員通常選挙は戦後日本の再出発として1947年4月20日に行われました。そこから実に72年、今回が25回目の参議院議員通常選挙ということになります。
ここで疑問に思いませんか?半数が3年ごとに改選するならば、第1回で選ばれた議員250名(定員が250名)は、第2回以降の選挙で、どのような形で改選したのでしょうか?

結論から言いますと、得票順で、上位50パーセントが6年任期、下位50パーセントが3年任期だったそうです。3年後の第2回参議院議員通常選挙では、下位50パーセントの125名が改選とされたわけです。若干不公平のような気もいたします。半分だけ選んでおいて3年後にもう半分選ぶという選択肢もあったように思いますが、日本国憲法第96条で規定されている憲法改正の要件は「……各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し……」とありますので、参議院の定員を満たさない、という選択肢はなかったのかもしれません。

また、もう一つ興味深いのは、第1回の参議院議員通常選挙の結果選ばれた参議院議員250名のうち、無所属が何と111名!もいたのです。私が聞いた話では、GHQは衆議院のみの一院制をとらせようとしたらしいですが、日本側が何とかもう一つ議会を作らせて欲しい、と頼み込んだため、参議院が誕生したということでした。二つ議会があるメリットは、より慎重な審議をすることができる、ということです。戦後間もない話ですから、日本は冷静な議論ができる場を求めていたのでしょう。ですから、参議院は長らく「良識の府」と呼ばれ、政党だけに偏らない幅広い層の声を届ける場として、機能してきたように思います。

信愛生のみなさんは、ほとんどの人がまだ選挙権を持っていません。持っているのは、高校3年生の4分の1くらいでしょうか?
しかし、選挙に対する関心を持たずに生きるのではなく、きちんと選挙のことを考えて生活していって欲しいと思います。

とにかく、明日、参議院議員通常選挙の投票日です。ご家庭でも、ぜひ選挙のことについてお話をしていただきたいと思います。