センター試験を終えて  中めぐみ

1月19日・20日と2日間にわたり、大学入試センター試験が行われました。
皆が落ち着いて試験に臨めるようにと私たち高校3年生教員団も会場である和歌山大学まで応援に行ってきました。
「まさか本当にこの日が来るなんて・・・!」なんて声も聞こえながら、皆緊張した面持ちで受験に臨みました。
試験が終わって出てきた顔は皆、疲れと不安と、けどどこか終わったほっとしたような、憑き物が落ちた少しすがすがしい顔をしていたように思います。
そして今日は、緊張の自己採点。思い通りの結果を取れた人、悔しい思いをしている人、きっと色々な思いが交錯する一日だったでしょう。

禅の言葉に「日日是好日」という言葉があります。
「いいこと」というのは、事がうまく運ぶことだけではありません。
物事の「よい」「悪い」ということは一概にはわかりません。
「あのとき失敗したことが、あとになって生きた」「あのとき苦労したことが、いまにつながっている」ということはよくあることです。
もし失敗があったとしても、それを次の飛躍の糧にしてください。受験の本番はこれからです。
結果がどのようなものであっても、それは「いまこのときにしかできない経験」です。
受験勉強は決して楽しいものではないでしょう。不安でいっぱいの日々かもしれません。
しかしそうして苦しみながら頑張り得られた結果は、たとえどのような結果であっても皆さんを成長させてくれると信じています。
これからも受験の日々を続きます。体調管理はくれぐれもしっかりして最後まで全力で頑張りましょう!