11月21日は”World Hello Day”
10人にあいさつすることで「戦争より対話を」というメッセージを伝える日とされています。
きっかけは中東戦争です。紛争を鎮めるのに奔走した人達は、武力で紛争解決するのではなく、会話で解決するよう促しました。その第一歩が”あいさつ”なのです。
あいさつを漢字で書くと“挨拶”
「挨」には、心を開くという意味、「拶」には、相手に近づくという意味があります。
つまり、あいさつとは、自分の心を開き、相手の心に近づいていく、人間関係をスタートさせるためのコミュニケーションの第一歩といえます。
世界の国々をみてみると・・・
ジャマイカは拳と拳を合わせる挨拶で、これは友情の印を意味するそうです。次にフィリピン。フィリピンでは相手の手の甲を自分のおでこにつける挨拶で、敬意の念を表しています。インドやネパール、タイでは、両手を合わせて挨拶します。ニュージーランドのマオリ族は互いの鼻と鼻をくっつける伝統的な挨拶です。鼻には、命の息吹・魂が宿ると考えられていて信頼の証なのだそうです。最後にチベット。チベットでは舌を出す挨拶をするそうです。チベットでは舌を出す行為は相手を敬う気持ちが込められているそうです。
あいさつはこのように、どこの国でも相手との関係を大事にするという目的を持っています。
信愛では毎朝あいさつ運動が行われています。目と目を合わせて「おはよう」と交わし合う姿はとても清々しいです。
今日は「World Hello Day」
いつも以上に意識して友達や家族とコミュニケーションを図ってみてはいかがでしょうか。