電流を流すと・・ 佐藤佳子

今日は中学1年生のクラスで塩化銅水溶液を用いた実験を行いました。

これは塩化銅の水溶液です。きれいな青色をしています。

この塩化銅の水溶液にシャーペンの芯(炭素)を電極にして手回し発電機で電流を流してみました。

すると・・・

シャーペンの芯(上の写真の右側)に茶色い物質ができました。

これは「銅」(十円玉と同じ)です。

さらに水溶液のにおいをかいでみると「プール(ハイター)のにおい」がしました。

これは気体の「塩素」のにおいです。

「塩化銅」が電流により分解されて(電気分解といいます)「銅」と「塩素」が発生する実験でした。

私は何回も生徒と一緒にこの実験をしていますが、青いきれいな水溶液に電流を流すと、銅ができたり、プールのにおいがしたりするのは、毎回すごいなあ、不思議だなあと感じてしまいます。