華道部の活動 吉積菜津子

信愛の華道部は、嵯峨御流の岡田先生にお越しいただき、月に2回、お稽古をしています。

実は顧問である私自身、華道は習ったことがありませんでした。花をいけることの奥深さが半年たってやっとわかってきたような気がします。

毎回のお稽古の流れを簡単に説明します。

まず、今日の花材の名前を勉強します。花には必ずと言っていいほど、別名があり、その別名がまたおもしろい。先日、チョウセンアサガオの別名はマンダラゲや気ちがいなすびなどがあると学びました。この実を使用したのですが、とにかくとげとげ!その中に黒い種がぎっしり!でこれもまた面白かったです。

次に、生徒1名が見本を活けます。全体のバランス、その花をきれいに見せる角度、などのアドバイスを受けながら。

いよいよ、各自が花をいけてみます。見本とそっくりに作ろうとしても、枝の曲がり方や、花の開き方などが異なり、うまくいきません。自分なりのバランスを工夫しながら、なんとか作品にします。

完成した人は、岡田先生に「お願いします」と言って手直ししていただきます。自分なりに工夫したはずの作品が、みるみるうちにもっと素晴らしい作品に変わります。(うまく説明できない、、素直に感動します)

その後、お掃除をして終わりです。どうですか?興味を持っていただけると幸いです。季節の花々との出会いも本当にうれしく、生徒たちも喜んで花を持ち帰ります。

涼しい秋の風を感じるこのごろですが、お花を通して季節を感じるのもよいものです。