藤原 麻衣

昨日の大雪は大丈夫でしたか。
私は通勤途中の上り坂でタイヤがスリップし、前にも後ろにも進めない状況になってしまいました。
そんな時、そばを通っていた見知らぬ人が車を後ろから押してくれ、無事進むことができました。その人は、お礼を言う間もなく去って行ってしまいましたが、とっさにこういうことができる人になりたいなあ、と思いました。身近なところに尊敬できる人がいるんだなあ、見知らぬから教えられることもあるんだなあ、と発見した雪の朝でした。

さて、昨年の4月頃から遠藤周作の『沈黙』を読んでいました。同じく遠藤周作の『深い河』を読了して、遠藤ワールドの余韻に浸っていたときに、遠藤周作なら『沈黙』だ!と猛プッシュを受け読み始めたのですが、あれよあれよと引き込まれ、夏には「長崎に行きたい!」「五島列島に行きたい!」と思い始めるほどでした。(実際は、日程が合わず行くことができなかったので、近いうちに絶対に行きたいと思っています)
読んでいるときは全く知らなかったのですが、この『沈黙』、実写映画が公開されているのです!(昨日の石橋先生のつぶやきの話題に出ていたアレです。偶然にびっくり!)ぜひ見に行かなければ!と思っていたところ、国語科のN先生とE先生が「一緒に見に行きましょうよ」と誘い合っているのを目撃。映画を見た後、先生たちと語り合うのを楽しみに、早く見に行こうと思います。石橋先生も御覧になっているそうなので、ぜひ石橋先生の感想も聞いてみたいところです。(以前もつぶやきましたが、感想を言い合える、ってとても楽しい。共通のものに興味を抱き、語り合える相手がいるのはとても幸せです。)