南 正人

先日(18日)に中学校では、合唱コンクールがありました。どのクラスもすばらしい発表で、感動的でした。
そのコンクールの余興として、僕たち教師も一曲披露しました。「365日の紙飛行機」という曲です。何度も練習したのですが、練習中の楽譜の歌詞は、当然のことながら平仮名で書かれていて、僕は2番の「おりかたをしらなくても」を「降り方を知らなくても」だと思っていました。ところが、調べてみると「折り方を知らなくても」でした。確かにその後は「いつの間にか飛ばせるようになる」と続くのですから、その方が自然なのかもしれません。けれども、僕は「降り方を知らなくても」の方が良い気が今もしています。紙飛行機ですからね。着地は常に墜落です。でも、「降り方なんか知らなくてもいいんだ。とにかく、飛んでみることが大事なんだよ。飛ぶ前から、降り方のことなんか気にしてどうする。後先のことなんか気にしないで、とにかくやってみろよ」……。
みなさんは、そういう歌詞の方が良いと思いませんか?
ともかく、僕たち教師の合唱は別にして、生徒のみなさんの合唱は、本当に素晴らしかった。心から、中学生全員に改めて拍手喝采を送ります!