片岡ちか

2016年が始まってはや1月が経とうとしています。みなさん滑り出しは順調でしょうか?今学期、中学2年生の我がクラスでは、いよいよ高校内容に入り、より高度になる学習に対応していくために、改めて「毎日の授業の復習をする」という目標を立ててみました。1人ではなかなか続けることが難しいかもしれないので、まずは3人で1チームになって、「交換日記」方式で、1冊の復習ノートを回していくという方法にしてみました。できるだけ全ての教科を、もし全てできなければ英数国の主要3教科を、最低ノートの見開き1つ分にまとめていきます。
ノートを見てみると、普段の課題提出とは違って随分楽しそうに取り組んでいる様子がうかがえます。「社会の勉強の仕方を教えて」「テスト頑張ろうね」「私が苦手な問題はこれです」といった、チームメンバーとの言葉のやりとりが生き生きしています。同じ授業を受けていても、切り取り方やまとめ方はそれぞれノートごとに違います。
授業の板書をそのまま写し直すのではなく、形を変えてまとめ直したり、図を足してみたり、先生のことばを書き残しておいたりすると、効果的なのではないかと思います。
またテストに向けて、リレー方式でチームメンバー全員で1つのまとめを完成させるのも面白いと思います。
勉強は本来1人でするもので、このノートが、完璧な復習になるわけではないと思いますが、これが毎日復習する習慣付けのきっかけになればいいかなと思います。1人でなかなかできないことも、やり方を工夫したり、友達と協力すれば、できることもあるでしょう。また何かを始めるときに、それが100点の方法ではなくても、とりあえずやってみることが次のステップへと進むきっかけになると思います。色々なことにチャレンジして、実り多き1年になるといいですね。