謹賀新年   紙岡 智

明けましておめでとうございます。

昨日と同様に、受験生の皆さんには、おめでとうどころではない日々が続いていることでしょう。

聖書では、イエス=キリストは、ゴルゴダの丘で磔刑で死んだ後、数日後に復活(生き返った)されたことが記されてあります。「止まった心臓が数日後に動き出す?あり得ない!」というところですが、科学的にそれが起こったのかどうかは別として、聖書が言わんとしていることは、人は生まれ変わることができる、人は可能性に開かれている、ということです。

カトリックの基本の教えの一つは、人は可能性に開かれている、ということです。明日には今日と違う成長した自分がいることを信じて、頑張ってください。繰り返しになりますが、受験勉強は、あなたが優しく強い人になるためのものであることを忘れずに。

今年も、皆さんと一緒に可能性を追求する信愛でありたいと思います。