続・三位一体 田福克裕

夏休み明けの8月27日に「三位一体」の題で、担任である高校3年生の受験への取り組みについて書きました。最後の方に「服装が半袖から長袖に、そしてコートを着る時期にそれぞれが力を発揮できるように」と書きました。

まさにその時期になってきました。

まさに「ここ一番」の「ここ」の時期になっているとクラスで話しています。
その後、立ち話で「先生CoCo◯◯屋のカレー美味しいよね!先生もあのお店のカレーは好きですか?特になにカレー?」
「先生は、春までは何がなんでもカツカレー」(大笑い)

センター試験へのカウントダウン表を掲示し、一人ひとりが自らの目標に向かって進んでおります。目指す「山」は違っても、登るルートは違っても

「進んでいく」

という連帯感を感じながら「学力」「体力」「精神力」を鍛えています。この三角形が強くなると、なんとも言えない雰囲気や透明感を感じるときがあります。

実はこのクラスは高校2年生から3年生へメンバーも変わらずに持ち上がりでした。昨年度のセンター試験前日に来年のセンター受験前日の自分への手紙を書いて貰いました。年明けに1年前の自分からの手紙を受け取ることになります。

「紅蓮たれ」これは戦国時代の言葉だそうです。決闘場へ行くときに気持ちは紅蓮の炎さながら燃え上がるが,頭は冷静であれ。という意味です。まさに勝負する時の心境だと思います。

コートを脱ぎ春の訪れを感じる時期に、全員が笑顔で、充実感を感じられるよう心を尽くしたいと思います。