熊野古道研修を終えて   面川美保子

こんにちは。今回は中学1年生の熊野古道研修の報告です。

11月5日~11月6日の1泊2日の日程で行って来ました。両日とも素晴らしい晴天に恵まれ、気持ち良く研修を行うことができました。

HPの新着情報でも紹介していますが、事前に熊野古道に関する調べ学習をしていたお陰か、語り部さんのお話にも大きくうなずきながら聞いている生徒が多かったです。

今回歩いた発心門王子~熊野本宮大社の約7キロは神域とされ、どんな位の高い上皇でも御輿を降り、祈りと共に歩いた道だと聞いて、気持ちを引き締めて歩き出しました。

途中、遥か彼方に見えるゴール地点に「まだなん~?」と言いつつも、「しんどい」と言わず、「楽しい♪」と前向きな言葉を出しましょうという上田先生からの教えをしっかりと守った中1さん、無事熊野本宮大社に着き、「自分の未来の事を聞いてくれる神様」に手を合わせていました。(さて、何を聞いてもらったのでしょうか??)

熊野古道ウォークが終わって向かったのは白浜「むさし」です。これから宿泊する旅館を見てバスの中では「すごい!大きい!豪華!」と興奮した声が。広々としたエントランスを通過し各部屋へ。美味しい食事を頂いた後、約200人一度に入れる大浴場で汗を流して就寝しました。

次の日は、白浜アドベンチャーワールド。楽しみにしていた生徒も多く、開園前の音楽でさらに期待が膨らみます。まずは信愛生向けにイルカの飼育員さんの特別解説です。私自身、水族館が大好きで、城崎マリンワールドや京都水族館などで一般向けの話を聞きましたが、今回の説明は丁寧でとても分かりやすかったです。今年はなんと、全員イルカにタッチさせてもらいました!最後に先生方も。

人生初、イルカの皮膚の感触に大興奮の私でした。(先生、すごく嬉しそう!と生徒に突っ込まれつつ…)
イルカショーの後、班別自由散策ではケニア号に乗って動物をみたり、乗り物を楽しんだり、家族へのお土産を買ったり…とそれぞれの時間を過ごせたようです。

楽しい時間はあっという間に終わりますね。帰りのバスで「帰ったらすぐすることは?」の問いに、すかさず「宿題!!」と答えたのはさすが信愛生。もちろん宿題もそうですが、家族の人へ楽しい時間が過ごせたことに対する感謝を伝えること、あなたたちが笑顔で帰って話をしてくれることが一番のお土産だと思います。

研修中、友達に優しい心づかいをしている場面を何度も見られたこと、とても嬉しく感じました。信愛中学に入学し、4月に出会った友人との絆がより一層深まった研修となったことでしょう。