テストなんて嫌いだ

こんにちは。吉田です。今日は中1が校外研修、中3が職業体験、高1と高2は大学体験、高3は模試と生徒がほとんど学校にいない状態で、個人的には授業なし。だから楽勝、パラダイス . . . の訳ありません。先生たちは授業のない時は勉強しています。

私個人としては、明日試験があります。作る側ではありません。解く側です。まるで学生気分でいま試験勉強をしています。

今、「まるで学生気分」と書きましたが、ホントは少し不正確で、まさに「学生」なんです。実はいま通信制の大学に通っていて、明日は単位認定試験です。なぜ大学に通っているか. . .授業の質を高めるためです。

例えば今高1Bというクラスの物理を担当していますが、現在は「音」を扱っています。一方で同じクラスの生物の授業(堀江先生)では目や耳の学習をしているということです。同じ生徒たちが一方では音の物理的性質を習い、他方では音をキャッチする耳について習うわけですから、全くバラバラに習うのはとてももったいないわけです。なので、堀江先生とは情報交換を行って、互いに何を教えているかを知った上で授業に臨んでいます。

音を発生する源(音源)があって、ヒトの耳で音を聞く。この自然現象を人間が理解するために、便宜的に「物理」だとか「生物」だとか分けて捉えているわけですが、本来の自然現象としては同じ一つの対象であることは明白です。だから物理を教える担当者も生物的なことを(もちろん逆も)理解しておくことは、自然現象を多面的に捉えるためには必須のことだと考えています。

以上は「音」の捉え方を一例としてあげましたが、自然現象というのは物理だとか生物だとかの縦割りでは正確に捉えられません。そのために私はいま生物や地学を勉強しています。

と、理念を書けばカッコいいのですが、実際には試験はしんどいです。生徒たちの気持ちがよくわかります。試験が少しでも易しいことを願うばかりです。最善を尽くすつもりですが合格する自信はあまりありません。あぁ、眠いzzz…