一歩ずつ信愛生に・・・      大音雅子

新入生を迎え、新たなスタートを切るにあたり、今はさまざまな行事が学校で展開されています。先週17日(土)から始まった新入生研修も高校第1班、第2班につづき火曜日から出発した中学生が今日、紀北青少年の家から帰ってきます。新しいクラスになってまだ日が浅い各学年団ですが、寝食を共にする中で、生徒間、生徒と教員、そして教師間の距離が一気に縮まり、研修を通して紡いだ絆を持って、学校に帰るといよいよ本格的に信愛生としてのスタートする感があります。

今日は1限めに、屋形町教会で高校新入生のミサが催されました。前回、私が百人一筆を担当させていただいた日は、昨年度高3生卒業ミサの日でした。卒業生を送り出し、また新しい生徒を迎えた今、「この生徒たちが卒業ミサにあずかるときには、大きく成長した姿になっていてくれるだろう」と、その姿思い浮かべながら、これから生徒に寄り添う日々を過ごします。
ミサのあとは学校に戻り、2,3限めには、わかば祭の食券販売。昨日放課後、教室をのぞくと「どうすれば、好みのチケットをうまく買えるだろう・・・」と教室で作戦会議中の生徒たち。実にきちんと考えられた戦略。「毎日の勉強にもその作戦力と粘りとエネルギーを発揮してくれたら・・・」と、思わずつぶやいた私でした。
生徒たちみんなの成長を願っています。